この記事では、取引先に提供する価格が改定となる際の準備について、ご説明します。
現在、価格の予約機能の実装がありません。そのため、改定時期にスムーズに取引先へ新価格の案内するために、事前の準備がおすすめです。
目次
1.商品マスタの発注単価を一括変更する
取引先に案内している価格が、商品マスタの発注単価の場合は、CSVファイルのアップロードで商品価格を一括で変更することが出来ます。
「商品名」をキーに、CSVファイルを利用し、価格の上書きをすることが可能です。
→商品マスタのCSVインポートの方法はこちら
予め新価格の商品マスタCSVを用意し、価格改定日に一括インポートで発注単価欄を上書きします。
上書きされた情報は、インポート完了後に対象の商品が追加されている発注フォームに即時情報を反映することができます。
2.新価格の発注フォームを準備する
CO-NECTでは発注フォームごとに、カスタム価格を設定することが出来ます。カスタム価格を利用し、取引先への提供価格を設定している場合は、予め新価格の準備を進めていきましょう。
2-1.新旧両方の価格の発注フォームを案内する
この記事では「4月注文分より新価格での提供開始になる」場合を例に実運用例をお話しします。
この場合、事前に「新」「旧」それぞれの価格を提示した発注フォームを案内するケースが多く見受けられます。
既に取引先に案内中の発注フォーム名に【3月31日までの注文】など提供終了日を追記し、新価格の発注フォーム名は【4月1日からの注文】と表示することにより、取引先にも予め新価格を提示したり、価格変更についてアピールすることができます。
また、改定日には、
・旧価格の【3月31日までの注文】フォームの案内を取引先から削除する
もしくは
・発注フォーム一覧編集画面で旧価格のフォームを非公開へ設定
を行い、新価格フォームのみへ案内を変更します。
2-2.価格改定時に新価格に入れ替える
予め取引先に新価格の発注フォームを案内せずに、価格改定のタイミングで発注フォームのカスタム価格欄を変更する場合、事前に新価格でカスタム価格欄を設定したCSVファイルを用意しておくと、当日の価格変更作業がスムーズに行えます。
→発注フォームの情報をCSVファイルで一括更新する方法はこちら
対象のフォームのフォーム内商品管理画面でのCSVファイルインポート作業は手動となります。
インポート完了後には、対象の商品が追加されている発注フォームに即時情報を反映することができます。
以上、価格改定の準備についてのご説明でした。
CO-NECTをより良いサービスにするため、今後も改善を続けて参ります。
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