この記事では、商品に設定する「単位」の活用例についてご紹介します。
商品単位は、
①取引先に発注品目選択画面で表示させたい単位
②取引先が数量の入力がしやすい単位
③受注側の処理がしやすい単位
など、取引先目線、また受注側目線と双方のニーズを考慮した際に、様々な設定パターンが考えられます。
以下、運用例の紹介となります。ぜひご参考ください。
目次
1.商品単位「ケース売り」と「個数売り(バラ)」で登録商品を分ける
運用例1
「商品Aを2ケース」「商品Aを5本」というように、ケースとバラそれぞれの単位&数量で注文を受け取りたい場合
→この場合は、商品自体を「ケース売り」と「個数売り(バラ)」で別々に登録します。
取引先には、ケースで注文したい商品は、ケース売り商品を選択し注文をしてもらい、個数(バラ)で注文をしたい商品は、個数売り商品を選択し注文をしていただきます。
商品名や商品説明欄へも、販売単位を登録しておくと、注文者により選択商品の注文可能単位をわかりやすく伝えることもできます。
・商品登録画面
【「ケース売り」単位:ケース】
【「個数売り(バラ)」単位:本】
・発注品目選択画面
・発注書、納品書
・明細(CSV)抜粋
2.オプション「ケース単位追加」を利用し商品登録をする
運用例2
取引先が注文時に「商品Aを2ケース」「商品Aを5本」と数量入力を便利にサポートしたいが、実際の注文数は29本と「数量の総数」にしたい場合
→この場合は、「ケース単位追加」のオプション機能を利用し、商品登録を行います。
取引先の注文入力時に、数量選択が簡単に行うことができ、受注側では数量の合計数で注文情報を受けることが可能です。
詳しい設定方法については、「【ケース単位追加】商品のロット数に応じた単位を追加する」記事をご参照ください。
・商品登録画面
・発注品目選択画面
・発注書、納品書
・明細(CSV)抜粋
3.「個数売り(バラ)」で商品登録し、ロット数欄を活用する
運用例3
取引先が注文時に「商品A」の数量入力をする際に、受注側が設定したロット数「12」で入力する数量を制御し、実際の注文数は「ロット数の倍数の総数」としたい場合
→この場合は、商品を「個数売り(バラ)」で登録する際に、ロット数欄を活用します。
ロット数欄に、ケースや箱等、納品単位の入数を登録することで、取引先の数量入力を制限します。
例えばロット数欄に「12」と設定すると、取引先は「12」の倍数のみを注文時に数量として入力することができます。
・商品登録画面
・発注品目選択画面
取引先が注文時に登録できる数量は、「注文単位」の倍数のみとなります。
・発注書、納品書
・明細(CSV)抜粋
以上、商品に設定する「単位」を活用した運用例についてのご紹介でした。
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