この記事では、複数店舗を運営される方向けに、店舗毎の発注を一元管理する方法をご紹介します。
複数の事業者アカウントを同時に操作することは出来ませんが、
①事業者として店舗を登録する
②お届け先として店舗を登録する
上記いずれかの方法で、店舗毎の発注や発注履歴の確認ができます。
複数店舗を同一メールアドレスで管理されたい場合、本記事でご紹介するいずれかの方法で管理をお願いします。
※CO-NECTは同一メールアドレスで複数のユーザ登録ができません。
以下のような取引先招待、およびユーザ登録はできません。
例)株式会社Aに店舗B・店舗Cが存在する場合
受注側→店舗Bと店舗Cをそれぞれ取引先登録し、2店舗とも同一メールアドレス宛に招待を出す
発注側→店舗Bと店舗Cそれぞれ同じメールアドレスでユーザ登録をする
目次
1.事業者として店舗を登録する
事業者として複数店舗を登録した場合、発注側では事業者を切り替えることで、店舗毎に発注や発注履歴の確認をすることが可能です。
受注側では、店舗ごと(事業者単位)で受注情報を確認することが出来ます。
例:同一メールアドレスで管理をしたい2つの店舗を「A店」「B店」とした場合
<受注側操作>
「A店」「B店」をそれぞれ取引先登録し、2店舗分の招待情報を発注側へ案内します。
<発注側操作>
①受注側から案内された招待情報から、まずは「A店」のアカウントを作成します。
②次に、事業者として「B店」を手動で追加します。(事業者を追加する方法)
③「B店」に事業者を切り替えます(事業者を切り替える方法)
④事業者をB店に切り替えた状態で、受注側から案内されたB店の招待情報にアクセスします。(※CO-NECTにログインしている同ブラウザでアクセスする必要があります。)
⑤受注側とB店を紐づける画面が表示されます。B店のチェックボックスを有効にし、「追加する」をクリックします。(既存のアカウントと招待情報を紐づける方法)
⑥発注する際は、発注する店舗の事業者に都度切り替えます。また、各店舗の注文履歴などを確認する際も、事業者を切り替える必要があります。(事業者を切り替える方法)
※上記④の作業の際、受注側から案内されたB店用の招待情報にアクセスすると、ご利用のデバイスやアプリの設定により、B店にログイン中のブラウザとは別のブラウザが開いてしまう場合があります。
その場合は、招待情報画面に表示されるURLを、B店にログイン中のブラウザのアドレスバーへ直接貼り付け、URLへアクセスしてください。
特に、招待QRコードから招待情報を読み込んだ際や、LINEなどのアプリで招待を受けた際に、ご利用アプリの仕様で、別ブラウザが起動するケースが多くあるため、ご注意ください。
2.お届け先として店舗を登録する
複数の店舗を、お届け先として登録する方法です。
発注時に、発注したい店舗(お届け先)を都度選択します。
指定したお届け先ごとに、発注履歴や発注レポートの情報を確認することができます。
発注レポートでは、お届け先の住所を利用して絞り込むことが可能です。
例:同一メールアドレスで管理をしたい2つの店舗を「A店」「B店」とした場合
2-1.管理したい複数店舗のお届け先を発注側が追加する場合
発注側がアカウント登録後は、発注側に権限が移行します。その場合、前項のように、発注側にて届け先を追加する必要があります。
<受注側操作>
受注側では、「A店」を取引先登録し、招待情報を発注側へ案内します。
<発注側操作>
①受注側から案内された招待情報から、「A店」のアカウントを作成します。
②次に、お届け先として「B店」を追加します。(お届け先の追加方法)
③発注する際、注文確認画面のお届け先欄で、納品先の店舗を選択します。
※複数の管理ユーザが、同時に同じ発注フォームで操作すると、発注フォームで入力している数量等が同期してしまい、操作しているユーザそれぞれの画面で表示されている数量と、実際に受注側に送信される数量が異なる可能性があります。
受注側でお届け先毎に発注フォームを作成する運用、または発注する際に注文確認画面で注文内容に齟齬がないか確認を徹底する、などの対策をしていただき、誤発注にご注意ください。
2-2.管理したい複数店舗のお届け先を受注側にて事前に登録しておきたい場合
発注側がアカウント登録前であれば、受注側でお届け先を事前に登録しておくことが可能です。
発注側が管理したい店舗を、受注側にて事前にお届け先登録してから、招待情報を送ることが出来ます。
詳しくはオプション機能:お届け先事前登録の記事をご参照ください。
※発注側が招待情報からアカウント登録を行うと、受注側が取引先情報に登録していた住所から、自動的にお届け先が登録されます。
例:
発注側の取引先名:「株式会社A」
受注側にて事前に登録するお届け先:「店舗B」「店舗C」
→発注側のお届け先には、「株式会社A」「店舗B」「店舗C」が表示されます。
- 受注側の確認方法
受注側では「受注管理」画面で、どの店舗へ納品する注文か確認することが可能です。
- CO-NECTで請求書を作成する場合
請求書機能を利用し、店舗ごと(お届け先ごと)に請求書を作成したい場合は、「受注から作成」画面の絞り込み機能を利用します。キーワード欄にお届け先名を入力して絞り込みを行うと、対象のお届け先の請求対象の注文データのみを表示することが可能です。
以上、複数店舗の発注を一元管理する方法でした。
CO-NECTをより良いサービスにするため、今後も改善を続けて参ります。
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ご意見はサポート窓口(support@conct.jp)宛てのEメール、またはお問い合わせフォームよりお願いします。